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ノーマルバンパーの形状。 |
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これがベースとなるエアロバンパー。
上部に片側だけにあるダクトとサイド左右のダクトを
FRPで埋めて、ノーマルバンパーのように真中に
日産マークの入る窪みを純正のようにきれいに付け、
サイドは純正りフレクターが、
純正のようにきれいに収まるように形状加工。
その後ダサイ下のリップ部分を、マインズのカーボンリップにして
それをきれいにハイブリッド化するように
と言うご命令です。にゃ〜〜〜〜。難しそうじゃん。 |
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このあたりにりフレクターをビルドINします。
今あいているダクトは埋めてしまう。 |
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上もサイドのダクトもとりあえず切り取ります。 |
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裏から発泡ウレタンで形をとり
FRPでダクトを埋めてしまいました。
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そしてりフレクターの位置きめ。 |
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計ってエアソーで穴をあけてサンダーでならし
内側のどこにりフレクターを留めるか・・・。 |
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内部の加工。
りフレクターは前側は2つの突起が
バンパーのホルダーに刺さって固定されていましたので
固定用のホルダーを作り穴をあけます。 |
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きれいにはいりましたね。パチパチ。 |
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そしてダクト部分の形状をボール紙で作って
FRPを巻きます。 |
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マークの部分は型取りして穴をあけ
一段低くしなければならないので裏から1枚FRPを入れます。 |
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そして長らく待たされたマインズのエアロが到着しました。
FRPとカーボンのハイブリッド化計画はこれからだ。
ここからが大変だったんだ。
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この形状とこの形状。
かなり違うな〜。これをピッタリくっつけて
違和感なくできるんでしょうかね? |
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まず、下のリップ部分の出っ歯を切り取り。 |
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んん、しかしカーボンスポイラーの巻き部分がつかえて
フィッティングできない。
う〜〜〜ん。斬るべきか・・・。
しかし72000円もするカーボンだぜ。
そう簡単にメスを入れるわけにはいきません。
しかし、もっとそわさなければ話にならないし。 |
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むむ、思い切ってきってしまえ。
鳴かぬなら斬ってしまえホトトギス ってそんなんあった?
これでも寄りがたらんな〜。
ええんかい?一線を超えてしまって?
只今のカーボンスポイラーの価値
傷物=72000円の半額=36000円。 |
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んじゃ、やっぱりバンパーの方を切っちまおう。
うん、ここは絶対いらんやろ。
とにかく確認確認で絶対必要ないと思ったころだけ
徐々に切り進めます。
いらんところ切ってしまうと非常に面倒な事になります。
慎重に慎重に・・・・。
しかし大胆に切っとるがナ・・・・。 |
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ううん、こんなに切っても全然じゃん。
大体上に出ている部分が形全く違うもんね。
まあ当たり前だわな。一方はノーマルに合わせて作ってあるし
一方じゃフルバンパーだからデザインにそう制約ないし・・・。 |
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うう!どう考えてもつかんぞ!
なんかあせりがでてきました。だいじょうぶか?
ちゃんと完成するのか?・・・・・・どうすんねん・・・・・。
くう〜、もういってまえ!どうせキズもんじゃ!
俺んじゃねえや!バリバリバリ
ひえ〜〜〜やっちゃった・・・やってもうた。高価なカーボンがあ〜〜!
もう元には戻らんわ・・。
只今のカーボンスポイラーの価値
72000円が真っ二つ=7200円。
・・・・・・チイ〜〜〜〜〜〜〜ン
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・・・・おお?しやけどなんかさっぱりしたんちゃウノ?
なんかいい感じでそうているのとちゃうの?
にゃはは、前言撤回です。
俺んじゃネエは失言でした。O様ごめんなさい。謝罪いたします。 |
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前部のバリなどを取りますと |
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おお、フロント部分はかなりピッタシ!
いけそうや。
苦難の峠を越えたんや。
やっぱり苦労の後には成功が待っているもんなんや〜。
水戸黄門も歌っていたやんか。
じ〜んせい楽だらけ〜・・・だったっけか? |
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接合部、前部分を裏から見たところ。
黒のカーボンと白のFRPが見事に一体化しております。
って自分でいってりゃ世話ね―や。 |
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なぬ!しかしこのコーナ部分はあかんで。
アールがまたまた全然違うやんか。
ほっとしたのもつかのまや。
だんだん大阪弁出てきたわ!難問だらけやんけ! |
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この隙間どうやって埋める?
これは裏の上からの眺めだよん。
隙間だらけじゃあ―りませんか。
アールも僅かに描くS時も全く逆じゃん。
これはもうだいぶん上から削ってうまくあわせていくしか
方法はないな。 |
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これぐらい、もう思い切って切っちまいましょう。
くにゃっとひょうたんのように口を開いているのが
切り取ったところ。
カーボン模様を残すためにスポイラーはテープでしっかりマスキング。
傷をつけないようにします。
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表から、ボール紙を当て裏からFRPを貼りました。
ボール紙でほとんど形を出しておきます。 |
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微妙なアールが出たかな?
うん、だいぶんましだ。 |
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そして、ファイバーパテ。
寄ってきた寄ってきた。やった〜。
またまた峠を越えたぞ〜。やるじゃんやるじゃ〜ん。
じ〜んせ〜いらくだらけ〜っと。
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うげ!よく見たら端っこの長さがたらんじゃん。
左右とも1cmほど隙間があるじゃんか。
まあ、当たり前かも知れんけど。
全く違う製品の接合だからな〜。 |
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これは、FRPで作ってしまいます。
バッチリでしょ。 パチパチパチ。
じ〜んせ〜い・・もうええちゅうねん。 |
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端っこ部分、そしてひょうたんのようにカットした部分
きれいに面を出していきます。 |
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ポリエステルパテの工程。
ここまで来たら安心だ。
内緒だけど一時はどーなるかと・・。 はっはっは〜。 |
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きれいに面を出して、サフェーサーを入れて
実車に仮あわせ。
ここでやっとお車をお預かりしました。色も合わせにかかりますので。 |
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カーボンが純正のごとくきれいに付いているのを目指すため。
ブラックパールでカーボン色を作り、端の部分など
この段階できれいにぼかしておきます。 |
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ぼかしたところのアップ。
ほら、自然にカーボンにうつっているでしょう?
長さが足りずに継ぎ足したのなんか
ワカンネエ ワカンネエ。 |
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そしてきっちり調色した色で、全体をペイント。
やっとバンパーらしくなりました。
これは、近赤外線で焼きを入れているところ。 |
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そして開口部。ビッグマウスをフラットブラックでお化粧します。 |
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裏からネットを取り付けます。 |
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日産マークは同じ形状のZマークに付け替えられます。
この造形。苦労しますのよ。おほほ。 |