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今回は関東からのご依頼ですね。
 任天堂・SEGAのゲーム F−ZERO GX に出てくるブラッドファルコンていうお兄さんが装着しているヘルメットを
市販のバイクヘルメットを改造して作ってホスイ〜・・・といったご依頼です。

う〜ん、わたし、ゲーム関係にとても疎いので全然知りませんでした。このブラッドファルコンさんとも面識がありません。

   
これが送っていただいた元のヘルメットです。

ごく普通の、ジェットヘルメットですね。
これを F‐ZERO GX のブラッドファルコン仕様にするんです。

うん、横のラインは直角に切れているようですね。
テープで切断予定ラインを入れます。
ワオ!斬っちまったよ〜。

まちがってないでしょうね?
切断面を綺麗に致します。
サンダーでといでから、手研ぎのやすりなども使い丁寧に仕上げます。

お客様がけがしたらいやダモンね。
ストラップを留めるための鋲や、シールドをつけるための鋲を外し
樹脂パテで埋めて、整形します。

外すのは裏からカシメ部分をベルトサンダーで削り取って外すのです。
出来るだけファルコンに忠実にやりましょう。

全体的にパーパーがけもします。
そしてサフェーサーを入れて水研ぎをして

塗装前処理工程終了です。
インターネットで画像を見ながら
近いであろうという色を調色し、ペイント。

ネットでは分かりませんが、多分コンナ色で
パールが入っているんだろうなあっと。

未来的な色にしないとね。
センターを出してキャラクターというかマークを書いていきます。

はっきりした感じですのでマスキングを使用します。
う〜ん。インベーダーのような・・・・。

名古屋打ちのような・・・・。

ピ〜ピシュ!ピ〜ピシュ!
ああ!よみがえる!遠い昔の記憶・・・・
ええちゅうねん。戻って来いっちゅうねん!

はいはい、

クリア仕上げしまして本体はひとまず完成。

さあ、今度はイヤーパッドの製作ですね。
半円形のヘッドフォンのような物が左右についております。

型をなにでとろうかと・・・・・・・お!いいのがありました。
100円ショップに行きまして、お茶碗を探します。

いい、いい、これはいい型だ!

しかし、これも良くみると底が綺麗に丸くなっているものを
探さねばなりません。プロの仕事です・・・あはは

出来ました。


ハイカラヤ特製!ヌーブラの完成です。
A70〜H120までサイズも豊富に取り揃えております。

綺麗な丸みになりました。
これをまたサフェーサー処理などいたしまして

画像を参考に、マゼンタパールにペイント。

・・・・毒キノコちゃうよ。
ほんでもって、取り外した内部パッドの加工です。

・・・・・・ピカソちゃうよ。


・・・・・ミロでもないよ。
ヘルメットを、大幅にカットしました分
こんなにもはみ出しているんですね。

これを綺麗にカットして何にもなかったように自然に収めます。。


そして完成!やっとこさできました。

んで、よく考えたらコンナのなにに使うんでしょうか?と今になって思ったので
お客様にお聞きしますと、にゃんとコスプレに使うそうな。

みんなコンナのかぶったりしてバトルするんでしょうか?一度はイベント見てみたいと思ったロドリゲスであった。


しかし、そういう使い道だからいいようなもんの、バイクに乗るヘルメットは改造してはいけませんヨ。

これなんかストラップもみな取っ払っています。それなりの安全強度って物があるんですね。















といいつつ、わたしロドリゲスのヘルメット紹介しちまいましょう。

SHOEI VF-X 見た目フツーのオフロードヘルメット。

自分のヘルメットは結構地味です。
ところが、バイザーの下には20ミリ機銃の大穴が・・・

ドンドンドン!
左右後部にあるヤマハエンブレムには通気口。
その裏はもちろん20ミリ。
頭上のディフューザーの中にももちろん

20ミリ機銃で撃たれた後が・・・。
内部。軍事用語ではこれを蜂の巣にされるという。

なんじゃこれ!?おめえのが一番強度ないじゃん。
ははあ、ごもっとも。これは私の趣味の山歩きで使っているものですから・・・・・・

あんまりスピードを出すものでもなく、なにせこれからの季節ヘルメットの中は蒸し風呂状態になるんですね〜。

なかなか楽しいです。  山歩き。  でもたまに落ちます。  結構危険な時もあったりして・・。にゃあはは。